イノーバブログにて、Googleのランキングに影響を与えると言われているAuthorRankの記事があったのでご紹介します。
本当にAuthor Rankは導入されるのか?
Author Rankはほぼ間違いなく導入の方向に進んでいる。Googleの検索スパム対策の責任者であるマット・カッツ氏も「Googleは長期的にAuthor Rank導入に取り組む」という見解を2012年に示している。
さらに同氏はFacebookやtwitterのような発信者がわかるSNSは非常に重要であると語っていることからも、コンテンツ作成者の評価を非常に重視していることが分かる
参考:
Matt Cutts of Google confirms the introduction of Author Rank
Matt Cutts confirms: social signals do matter, also looking at author reputation
Googleのマットカッツ氏によれば、AuthorRankを導入する方針でGoogleは動いているようです。AuthorRankの導入がされれば、サイトの筆者の善し悪しがサイトのランキングに影響します。
今のGoogleはランキングにサイト執筆者の評価は影響していません。なので、ニュース媒体の記事も個人サイトもランキングにごちゃまぜに為っています。
しかし、本来ならば、良質なニュース記事を書いているサイト執筆者による記事とでは信憑性や記事の品質に差が出やすい事は感覚的にわかります。たしかに、人の関係でも時事ネタだったらあの人に聞けば確実な情報がわかる。SEOだったら、経験が長く最近の情報にも明るいのはあの人だと人によって聞くべき情報は違いますよね。
Googleのランキングにもその特性を導入しようという動きだと思われます。良質なコンテンツだけでなく、サイト執筆者の過去の功績も検索ランキングに導入しようという事ですね。
●AuthorRankが導入される事でコンテンツマーケターには追い風か。
2011年にはパンダアップデート、ペンギンアップデートという2つの影響力のあるアルゴリズムがアップデートされましたが、AuthorRankの導入は上記2つのアルゴリズム変動を凌駕するほどの影響力を持つのでは?と言われています。
しかし、実質的には良質なコンテンツを地道に作り上げていく事が評価されるわけですから、コンテンツ作成の本質は今まで重要視されてきた事と変わりはありません。やはり、被リンクなどの小手先のSEOテクニックが通用しない時代にシフトしているようです。
良質なコンテンツをユーザに提供する事を手掛かりにする、コンテンツマーケターには追い風が吹いているように想います。