「ポーター×コトラー 仕事現場で使えるマーケティングの実践法が2.5時間でわかる本」を読みました。グロービス大学経営大学院の人気講師、金森務氏が監修している書籍です。
マーケティングの全体の流れとそれぞれの段階で必要なマーケティングのフレームワークが説明されていました。この本の価値はそのフレームワークがなぜ、必要なのか?という点に言及して記載されている事だと思います。
そもそも、フレームワークの目的はフレームワークを完成させる事では無く、マーケティングに必要な情報をポイントを抑えて入手する事、マーケティングに活用する事にあります。
なのでフレームワーク単体で見るのではなく、全体感を踏まえたフレームワークの構築が
必要です。
その点、この本では一貫して一つのモデルケースに沿って話が展開されていますので、
実際のマーケティング業務に当てはめ易いと思います。
SWOT、4P、3C、ポートフォリオ分析など、言葉は知っているが、活用の仕方がわからない方には価値のある本でした。
「ポーター×コトラー 仕事現場で使えるマーケティングの実践法が2.5時間でわかる本」の紹介でした。
6月22日(金)には金森氏のマーケティングセミナーがあり、私は参加予定です。
一度、フレームワークを実務に当てはめて使う事で有意義なコミュニケーションを取る事が
目標です。