日本はソーシャルメディアマーケティング途上国?




日本は途上国?

日経デジタルマーケティングの6月22日の記事に海外のソーシャル活用事例が掲載されていた。まとめてみると以下のようになっている。

特に面白いと思ったのはGEの活用例とIBMの取り組みである。

米ゼネラル・エレクトリック社(GE)の事例

ゼネラル・エレクトリック社はインターネット上の画像共有SNSPinterestを活用したプロモーションを実施している。ロンドンの観光名所「タワーブリッジ」の写真を掲載。実はタワーブリッジのLED電球1800個はゼネラル・エレクトリック社の製品だそうだ。従来の電球より40%のコスト削減ができた事を訴求している。PinterestはBtoC向けの活用あるのみだろうと考えていたが、なるほど、BtoB向けのプロモーションでも直感的に分かりやすく親しみがわくしくみである。しかも定量的な要素も外していないので、担当者の論理にきちんと働きかける正真正銘のBtoB広告である。

米IBMの取り組み

米IBMのヘルスケア部門はなんと社内に眠っているプレゼン資料をSlideShareで全世界へ公開しているそうだ。技術はあるが、ビジネスに結び付かなかったアイデアをSNSで全世界へ発信する事で別のタイミング、別の地域のニーズからビジネスに発展する可能性があるとの考え方らしい。また、ディジ・キーは製品説明書、技術解説の動画を1,000本以上YOUTUBEにアップしているそうだ。確かに難しい文章は紙よりも動画の方がわかりやすい。

ほんの3,4年前まで、facebookは日本では流行らないと言われていた。

facebookがやっと日本で認知されるようになってきた、2008~2009年頃はインターネットマーケティングの専門家でもアメリカで流行っているけれど日本人にはfacebookは親しまないと考える人が少なくなかった。ソーシャルメディアマーケティングという言葉が実用的なビジネスシーンで普通に話されるようになったのはここ1年くらいの話である。

しかし、未だにソーシャルメディアマーケティングを活用している日本企業は少ない。というより知識の無さから重要視していない企業がほとんどである。少し知識があれば、ソーシャルメディアマーケティングのシナリオを敷くのには実はそんなにお金は必要ないが、それも知らない。

日本のビジネスは一部の企業を除いて日本で完結する事がまだ多いと思う。なので、ソーシャルメディアマーケティングをしていなくてもやっていけるケースが大多数だろう。

上記のようなSNSを活用した事例を見た人の中には、「アメリカと同じにすれば、なんでも成功すると思うな」と仰る方や「成功事例が出てから書け」と仰る方がいるだろう。私はソーシャルメディアマーケティングを日本人はもっと本気で取り組んで成功すべきだという意味でこの文章を書いてはいない。

ITで恐ろしいまでにスピード感が早まり、もはや物理的な距離が大した問題にならない現代で新しいものへの取り組みをリスクと考える事がリスクなのでは?と言いたい。マーケターには過去よりも早い決断力と挑戦的な行動が必要なのかもしれない。

マーケットが縮小していく事が環境的にほぼ確実な日本において今のマーケティングの現状を皆さんがどう見るのかを教えていただきたい。


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