Pinterestとは今米国を中心に利用者が急増しているSNSサービスです。
インターネット上にある商品や、写真などの画像に関して、pinを付けて共有し、
同じ画像に共感するユーザ同士を結び付ける仕組みです。
pinとはfacebookでいう”いいね”ボタンです。
テッククランチによる集計データ
米国では女性を中心に参加者が増加しており、2011年12月のアクティブユーザの数は、
半年前と比較して40倍の増加をしたそうです。
ユーザの属性は女性、特に25歳~49歳が約60%を占めているそうです。
では、Pinterestと他のSNSとの違いは何なのでしょうか?
1.facebookとの違い
身近な関係から友達を広げるfacebookに対して、Pinterestは同じ画像への共感を通して、ユーザ同士が繋がるSNS形態を取っています。価値観や美意識での繋がりです。
なので、現実世界ではまったく関係性の無いユーザ同士が繋がり交流する事もあります。
2.Istagramとの違い
Pinterestと似たようなSNSにIstagramがあります。
Istagramは自分で撮影した画像をアップして、共有する仕組みを採用しています。
一方でPinterestは自分の所有していない画像でもインターネットにアップされてさえすれば、pinする事で共有できます。
つまり、PinterestとIstagramでは共有する対象物も共有の仕方も全く異なるのです。
マーケティングへの活用方法としてはfacebookマーケティングのように企業がアカウントを開設して発信していくというよりは、自社が公表する画像にpinされやすい仕組みを作り上げる事が大切なように想います。
企業メッセージを組み込んだ、pinしたくなる画像をまとめ、pinが押されやすい導線を引く事に焦点をあてれるか否かが勝負になってくるというのが私の考えです。
pinボタンの設置はこちらのサイトが分かりやすく解説しています。
Pinterestの動向に関しては引き続き、リサーチを継続します。