神奈川県川崎市の新築マンション「プラウドシティ元住吉」のマーケティングの中のひとつのプロモーションとしてファンページが開設されたのは今年3月末でした。6月末までの販売戸数200戸は即日完売したそうです。
購入者にアンケートを取ったところ、販売のきっかけに14人(7%)の購入者がfacebookと回答(複数回答あり)したそうです。
「プラウドシティ元住吉」のファンページでは毎日周辺の活気がある商店街を紹介していました。
⇒「プラウドシティ元住吉」のファンページ
たしかにファンページを見ると、毎日のように画像付きでマンション周辺の様子が投稿されていて、マンション購入を検討している人にとってはfacebookからマンション周辺のイメージを掴む事ができるし、内覧に言っただけでは分からない、マンション周辺の細かい情報にまで理解が深まります。
facebookでの投稿が購入者に”この街で生活する”イメージを喚起させた事が成功要因であったかもしれません。
野村不動産マンションギャラリーの永田雄一郎副所長は購入者アンケートの結果が出る前にfacebookファンページによるプロモーションについて、
「Facebookが販促の主体ではないので、新聞広告やSUUMOの反響と比べて
少ないのは当たり前。ただ、このコミュニティーにいる人に商店街の情報を伝える
のは有意義だと思うので続けている。投稿へのコメントも入り始め、
いい感触を持てている」と評価していました。
インバウンドで利益<顧客ニーズに無償で答える、という価値観で取り組んだ事も成功の要因だと思います。
がちがちの販売系ページにはユーザが引いてしまいます。