ペニオクで騒がれている、”ステマ”。広告業界の実情。




ペニーオークション(ペニオク)サービスを展開するサイト、「ワールドオークション」が詐欺の容疑で摘発された事件をきっかけに、ステルスマーケティング(通称ステマ)が世間で話題になっています。ステマとは消費者が広告とは認識しない様な内容で商品の宣伝をして、商品購入を誘発する様なマーケティング手法です。

タレントのほしのあきさんや俳優の永井大さん、お笑い芸人のピース綾部さんなど、芸能人20名以上の関与が明らかになりました。
彼らは自身のブログで、実際に利用していない、ペニオクであたかも商品を購入した様に見せかけた記事を書き、読者のペニオク利用
を誘発した事がステマだと言われているのです。

山口浩氏は「ステマというより芸能人詐欺広告塔事件だろうこれは」とそもそもこれらの類の事件は詐欺事件であると言っています。
私の意見も全く同じで、ステルスマーケティングなんていう横文字でごまかしていても、これらの行為は、
芸能人という影響力のある人が商品の宣伝をしており、消費者が商品の性質を誤認して購入の意思決定を
している可能性がある点で詐欺では?と思わざるを得ません。

では、広告業界ではステマはどの様に扱われているのか。私の知る限りでお伝えします。

ネット広告業界の麻薬”ステマ”。

ネット広告業界で、企業のプロモーションをしている担当者はステマという言い方はしないですが、
一般消費者目線でみたらステマであると言わざるを得ないプロモーション手法が蔓延っています。例えば、某アイドルのブログにタイアップ広告が100万とかいうメニューが媒体者から回ってきたり、某企業はあの芸能人のブログ記事で通常の月商の5倍の購入を打ち出した、という話を聞く事は珍しくありません。

事実として、ネット広告の世界ではステマで相当な額のお金が回っているのです。

特に、健康食品やコンプレックス系の商品、例えば脱毛とか、ダイエット関連などの商品がステマをするケースは少なくありません。
それらの商品は、トラフィックが大きい媒体の審査に通らない事があるからです。Yahoo!、Googleのリスティング広告などはここ2、3年でかなり媒体の審査が厳しくなりました。検索エンジンの信頼性を確保するために下手な商品のプロモーションには加担できないのです。

それ以外の媒体でも、媒体イメージを考え、広告枠を売る商品や企業の審査が厳しいところもあります。なので、そういった行き場を失った広告主たちは、血眼になって、インターネットで自社商品をプロモーションするチャネルを探しているのです。

加えて、広告は打てているけれど、ブランド力のなさから、インターネットで売れない商品を抱えている広告主もいます。

そこで、芸能人のブログに目がつけられました。
彼らはある程度の額を払い、芸能人のブログで商品を宣伝し始めたのです、
芸能人が勧めているというダケであまり認知度のない商品も驚くほど売れるケースが多い。その噂が噂を呼び、上記に該当する様な商品をネットの販売網に乗せ、売上げを
上げたい広告主が芸能人ブログを利用しているのです。

ネット広告の代理をしている担当者としては麻薬の様な手法でしょう。
ステマという手法とわかってはいても、普通の媒体では堂々と出稿できない商品が
こっそり出稿できて、金になり、効果もでる。

それが本来は消費者を欺く行為だと知っているのか、理解してないのか。

ともあれ、これだけ大きく問題とされてしまってはもうこの手法は廃れる
一方だと思いますが。

私もネットマーケターの一人ですが、本質からズレたプロモーションには
手を出したくないです。絶対に長続きしない事ですし、因果応報、悪い事には
かならず報いがあると思います。


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