次世代のビジネスエリートは、もう大企業で出世しないのかも知れない。




スタートアップビジネス

「リーン・スタートアップという言葉はベンチャー企業だけのものではない」。マッキンゼー・アンドカンパニーで最年少の並木裕太氏のフィールドマネージメントの井上裕太氏はこう語った。

アクセラレーターという存在をご存知だっただろうか? アクセラレーターは、ベンチャーキャピタルの一形態となるが、アンドリーセン・ホロウィッツ、セコイア・キャピタルといった、億単位の投資をするようなベンチャーキャピタルとは一線を画し、3から5万ドル前後の少額投資を基本としている。

また、単なる資金援助だけではなく、オフィススペース、マーケティング支援、人材獲得・育成、メンタル面のサポートなど、さまざまな面でスタートアップ企業の成長を支援してくれるという。(参考記事:NYの注目アクセラレーター「ERA」のデモ・デー潜入取材! 【STARTUP INSIDER 1】

エンジェル投資家という言葉が一時期流行りましたが、最近は、スタートアップが必要とする資金を提供する少額融資の仕組みが以前よりも整ってきているようです。WEBのスタートアップは、いくつかのSNSスタートアップの成功で熱を帯びてきています。

WEBサービスは資本が少額で済み、かつ成功を収めれば、大量の収益を上げる可能性があるので、投資する側としても、スタートアップへ投資したいというニーズがあるのでしょう。

Triple Liftの様にSNSとEコマースの特性を活かしたスタートアップは環境的に成功する可能性が高いと思います。

スタートアップと言えば、面白法人カヤックの提供する、スタートアップサービスは機知に富んでおり、米国のスタートアップ以上に参考になったりすると思います。 例えば、CtoCの「ART-Meter」は、数年前からあるカヤックのサービスですが、時代を先取りしたとても面白いWEBビジネスだと思います。ART-Meterは絵画が欲しい人と絵画を売りたい個人アーティストとを結び付ける仕組みです。絵画の値段を大きさで決めるというわかり易い料金形態とSNSを活かして、アーティストランキングや、人気アーティストにオーダーメイドできる仕組みなどはアイデアが強みのカヤックらしいなと思います。日本でもSNSとEコマースを結び付けるビジネスはもしかしたら、今後、活性化するかもしれませんね。

アートメーター(ARTMETER)

ベンチャーキャピタルとスタートアップ企業、双方を取り巻く環境が変化しつつある中、ニューヨーク発のスタートアップ企業が、いま面白いと井上氏は言う。

「IT・ネットビジネス領域のスタートアップ企業はシリコンバレーから生まれ、ニューヨークは金融と大企業の保守的な街という認識がスタンダードですが、それが最近変化が起きている印象です。シリコンバレーから誕生した企業たちがインフラを整えてくれたおかげで、起業のコストが格段に安くなりました。それに加えて、クラウドのマーケティングツールやコラボレーションツールを使えば、競合と戦える環境も低コストで構築することができます。

このような環境変化から、有名大学のMBAを取得後、一流起業への就職といったキャリア形成をしていた、ニューヨークのビジネスエリートたちが、起業という選択肢を選ぶケースが増えています。もちろん、彼らはスマートなので『イチかバチか』という選択はしません。アクセラレーターから選ばれることは、キャリアの市場価値としても高く評価されるため、万が一失敗しても、自分のキャリア形成につながると打算的に考えているのです。わかりやすく言うと、グーグル、アップルといった一流企業への入社と、スタートアップへのチャレンジを、同じような感覚で天秤にかけるようになっています」 マーケジン

確かに、少額の投資を受けて、小規模に行なうビジネスなら、リスクは少ないですし、そのプロセス次第では自分のキャリア形成において重要なファクターを作れるという発想もあります。

将来的には、大企業で働き続けてキャリア形成するという生き方と同じように、スタートアップの経験で自身のキャリア形成や人生のビジョンを形成していくという生き方も主流になると私は思います。

井上氏は彼自身の今後の展望について、こう語ります。

「企業・個人に関わらず、私はそういった取り組みのサポートをしていきたいと考えてます。それが日本の経済を活性化させ、活力のある社会を実現することに繋がるのではないかと思っています」

活力のある日本経済を作る為には、いくつか方法があると思います。グローバルで勝負できるITプロダクトやサービスを強化する、全く別の視点で、例えば農業ビジネスや文化系のビジネスで世界の市場でモノを売っていく。方法はなんでも良いと思うのですが、既存の基幹産業以外で、いかに、新しい日本の売りを創造して後世へ残せるか。それが未来の日本の為に必要なのではないでしょうか。 それには、政治や大企業がどうあるべきかも大切ですが、ビジネスマン個人個人がどのようなビジョンを持って、どのように行動するのかが、今まで以上に大事だと思います。


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