スマートフォンは伸びている。と言われますが、では現状でどれくらいの伸び率でどれくらいの影響があるのかと言われると具体的な数字が出ないという人は少なくないと思います。
スマートフォンの通販市場であるベンチマークを取得しました。
株式会社ロックウェーブが提供するAishipというスマートフォン用のASPサービスがあります。Aishipでは現在、500社以上のスマートフォン通販サイトを構築運営しているそうです。
ロックウェーブは500社の通販サイトを分析しました。
ECサイトでスマートフォンの購入回数がPCの購入回数をついに上回る。
500サイトの分析結果では、すでに2012年3月にはスマーフォン経由の購入サイトがいわゆるガラケーの購入回数を超えていたそうです。
2012年の5月には購入回数がPCの購入回数を上回り、通販サイト全体の購入回数の51%を超えたそうです。
これは、
2011年5月(11.8%)の約4.4倍の増加率だそうです。たった1年でこの推移には正直驚きです。
ロックウェーブ計測データ(2012.5)
アクセス数がPCを超えるのはもはや時間の問題。
アクセス数も急激な増加を見せており、2012年5月の計測時点でインターネットアクセス全体の45%となりました。この推移が続けば、全体の60%、70%になるのは半年~1年程度という展望になります。
ロックウェーブ計測データ(2012.5)
≪まとめ≫
あくまでロックウェーブ社のASPを利用しているユーザ500社のデータですが、スマホの伸びが続いている事は事実です。
スマホはPCと比較して、立ち上げが簡単ですし、ガラケーと比較して商品情報が見やすいです。なので、通販の利用率はガラケー、PCよりも高い値になる要素は十二分に持っているのです。
先日、ブログに記載した、スマホSEO|Googleの公式見解でスマホを専用サイトに構築し直すメリットを述べましたが、実利的にスマホ対応サイトは通販事業に必要不可欠になってくると思います。
ちなみに、Aishipを提供するロックウェーブの由来は社長の名前が”岩波”氏だからです。
岩波氏とは一度、お話しさせていただいた事があるのですが、関西弁混じりのとてもハツラツとした社長です。元セブンイレブン・ジャパンで店舗マーケティングをされていた方で、
店舗レイアウトの本質はお客さまにとって、商品を探しやすく見やすい状態にしておく事。
と仰っていました。セブンイレブン・ジャパンでの経験をwebに活用して成功されている。
とても素晴らしい方です。