8月31日に電通はコンビニでの買い物で使えるクーポンをSNSで配布できるサービスの提供を開始すると発表しました。
コンビニ連携型SNSクーポン:イメージ図(yahoo!参照)
O2Oビジネスが注目される昨今では、最も大きなO2Oサービスの展開となります。
ローソン、ファミリーマートなどのコンビニエンスストアの電子クーポンシステムと連携するそうなので、近いうちに私もこのクーポンサービスの利用を経験するでしょう。
SNSでの拡散を狙い商品のクーポンを配布する事は、伝達の効率や閲覧者のアクション率が通常のweb広告よりも高いと思います。現に5、6月に電通が行なった実証実験では通常のwebクーポンよりも「コンバージョン率が15%高かった」そうです。
SNSのユーザはほかのweb媒体の情報よりも、SNSに書かれている情報に注意を払う傾向にあります。友人や知人が推奨している事に興味があり、それの善し悪しを判断して”いいね!”といったり、リツイートする事が習慣化しているからです。その中に自分にも有益なクーポンの情報があるならば、利用率は確かに高そうです。
特に、昨年からのずっと、スマートフォンの普及状況は増加傾向にありますので、参入するタイミングとしてはベストでしょう。スマートフォンユーザはSNSを積極的に閲覧する層が一定層いますから。
ユーザにとっても企業のマーケティングにも使える、結構視点の良いサービスだと思いますが、一時期のグル―ポンのようにフラッシュマーケティングでSNSの中を占領するような強引なプロモーションはしないで欲しいですし、その様な、展開をするとユーザからの反感を買いそうです。O2Oの成功事例となると今後のO2Oへの広告主のモチベーションを上げるトリガーになるかもしれません。